JA紀南広報誌

2005年4月号p38-01

2005年4月号もくじ

製材で出た端材を活用  

製炭を始めた堀谷さん  

画像の説明

 すさみ町周参見で製材業を営む堀谷伸二さんは、「資源を大切に、普通捨てる物を有効利用したい」と考え、スギやヒノキの製材工程で出てくる〝端材〟で木炭を焼いている。
 木材の端材は、従来はチップやオガ粉の原料に使われているが、近年その需要が減っている。このため堀谷さんは、昨年6月に同町佐本の製炭士に窯を借りて端材で木炭を試し焼き。仕上がりが良かったことから、12月には製炭士の指導を受けて、製材所の近くに高さ約2㍍の炭窯を造った。
 いまでは月に1回焼く。窯には長さ約1・5㍍の端材が約1㌧入り、250~300㌔の木炭ができる。
 焼いた木炭は1㌔当たり150円(税込み)で販売している。消臭効果や吸湿性があるため、トイレや靴箱のにおい消しや床下の調湿材にも使える。黒炭であるためバーベキューに利用しても着火が早くて使いやすいという。
 堀谷さんは「今後も試行錯誤しながら高品質な木炭作りに挑戦したいし、若い人に炭焼きを体験してもらいたい」と話している。
 そのほか堀谷さんは、間伐材を使いベンチ(椅子)やキーホルダーなどの木工品作りも手がけている。

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