JA紀南広報誌

2005年4月号p36-02

2005年4月号もくじ

第4回)和佐王子  

ミカン畑の中を登っていくと矢田峠へ  

 和歌山市の市街地、JR布施屋駅近くの交差点の角にある川端王子から和佐王子に向かい、矢田峠を越えて平緒王子へと続く古道ルートがあります。
 布施屋の名前は、かつてこの辺の人々が熊野詣の旅人を接待したことに由来しています。ずっと昔から紀ノ川平野の水田に水を送り続けている宮井川や、江戸時代の貴重な木造建築である旧中筋家住宅(国重要文化財)を見ながら、古道とほぼ重なる県道岩出海南線を南に下ると、上り坂に沿い左手に和佐王子跡や和佐大八郎の墓などがあります。
 役の行者の祠を過ぎ、ミカン畑の中の道を登っていくと矢田峠に至り、来た道を振り返ると紀ノ川平野の景観が一望できるのも魅力です。
 峠の頂上には高さ3㍍はあろうかという徳本上人の南無阿弥陀仏六字名号碑や如意輪観音などの石仏があり、ここから平緒王子跡まで下り坂が続きます。
 矢田峠越えを除けば車の通行量が非常に多く、信号が少ないため、道路の横断などは特に注意をお願いします。(JAわかやま発信)

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