JA紀南広報誌

2005年4月号p18-01

2005年4月号もくじ

有望品種や栽培管理学ぶ  

3地区合同で中晩柑研修  

三栖、長野、新庄の生販など
3地区から30人を集めて開いた中晩柑研修会
 【三栖谷営農室】

三栖谷営農室エリアの三栖、長野、新庄地区の生販、みかん部会、晩柑分科会は3月11日、田辺市中三栖の三栖コミニティーセンターで合同の中晩柑類栽培検討会を開いた。3地区からかんきつ農家ら30人が集まった。
 近年、消費者から人気の高いデコポン(不知火)をはじめ、比較的価格が安定している中晩柑の有望品種や栽培管理を検討しようと開いたもの。
 農水省の統計を元に、原大輔営農指導員が全国と三栖谷での中晩柑の生産状況を説明。「デコポンは全国的に生産量が年々増えており、ハッサク、伊予柑、夏みかんなどは減少傾向だ。清見、ポンカンはまずまずの人気で生産量は維持している」との現状を報告した。
 有望品種としては、生産量・消費量とも多いデコポンを筆頭に、「清見」や「せとか」「はるみ」などを取り上げ品種特性も解説した。
 栽培管理面では、酒井謙営農指導員が、温州ミカンと中晩柑の管理面の違いや、中晩柑栽培の注意点、さらに三栖谷での栽培適地を地図と写真で報告した。
 酒井指導員は「中晩柑栽培は温州ミカンに比べ気象的な影響を受ける危険性を抱えているが、三栖谷に適した品種構成を進めれば安定生産は望める。また、現在栽培している中晩柑の品種の再検討も行い、所得向上につなげよう」と述べた。
 検討会終了後、参加者は推奨品種や新品種の果実を試食、品目や品種選定の参考にと内容を吟味していた。

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