JA紀南広報誌

2005年4月号p14-03

2005年4月号もくじ

 

◆病害虫防除

○黒星病、すす斑症
 黒星病対策として、「南高」の手採り出荷園では、5月上旬にストロビードライフロアブル(2000倍・7日前まで・3回以内)で防除する。薬斑は残りにくいが、少し茶色く付着する場合があるため散布には十分注意する。
 「南高」の漬け梅園では、5月中旬にオーソサイド水和剤(800倍・21日前まで・3回以内、今年から登録内容の変更があったため注意する)、またはストロビードライフロアブル(2000倍・7日前まで・3回以内)で防除する。
 なお、オーソサイド水和剤は薬斑が残りやすいため、手採り出荷園での使用は避ける。また、高温多雨時期に使用すると薬害が発生しやすいので注意する。
 すす斑症は5月下旬から6月上旬にかけての高温多雨の条件で発生しやすい。「南高」の漬け梅園では、状況により5月下旬の防除が必要なこともあるが、このような場合は収穫開始予定日から逆算し、少し余裕をもって安全防除を行う。
○ウメシロカイガラムシ
 4月下旬から5月上旬はウメシロカイガラムシの第1回幼虫発生期である。スプラサイド乳剤(1500倍・14日前まで・2回以内)で防除する。近年幼虫の発生期が早くなっているため、暖かい地帯では早めに発生確認を行う(幼虫はだいだい色)。また、高温時に薬害が発生しやすく、小梅、「古城」などの収穫が間近に迫っている品種では、収穫前日数などで防除できない場合があるため注意する。
○アカマダラケシキスイ
 アカマダラケシキスイの侵入防止対策として、今年からフォース粒剤(10㌃当たり10㌔、3日前まで・1回)が使用できるようになった。使用に際しては、散粒後土壌混和し、収穫前にあらかじめネットを張り果実が処理土壌と直接接触しないよう注意する。

 ◆実肥(第2回目)

 5月は枝葉の成長、果実肥大など1年で最も成育旺盛な時期だ。結実量と樹勢を見ながら梅実肥408、またはアラジン403を10㌃当たり60~80㌔施用する。
(営農指導課・田中大介)

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