JA紀南広報誌

2005年4月号p12-01

2005年4月号もくじ

焦らず着実に  

 JA紀南もこの4月、新たに21人のフレッシュな仲間が誕生しました。一生懸命な様子をみると、新鮮な気持ちにさせられる今日この頃です。
 私の子どもは、長女、長男の2人です。時が経つのは早いもので、この間生まれてオシメを換えていたと思っていたら、ハイハイをし、言葉を話し出し、歩き出したと思ったら、もう中学3年生に、もう一人は中学1年生になります。
 一方、この10年間の自分を振り返ると、自分自身、何か成長したかなと反省します。ただ年を取っただけのような気がして、少し焦る気持ちがあるのに気づきます。
 JAの外務に行ったときのこと、80歳のおばあさんに、まだ49歳か、まだまだ若い、広報誌が届くのを毎月楽しみに待っているからがんばってと、励まされました。親からみても子どもは50歳になろうが、いつまで経っても、やはり子どもは子どもです。
 皆さんは黄金比という言葉はご存知ですか。黄金比1・61(黄金分割8対5)とは昔の人が考えた「調和的で美しい比」のことで、建築や美術などでよく使われています。現在身近で使われているものは、名刺、テレフォンカード、キャッシュカード、はがきなどの縦横比がその比率に近いものです。
 自然界でも、草木は自分の枝の葉が多く茂っても、重なり合う部分を少なく太陽光線を最大限に受けられるよう、上から見た一周360度を黄金比に分けた角度の137・5度ごとに枝を出すのが最適であるようです。
 紀元前2500年も前に作られたクフ王のピラミッドの形が一番きれいで、底辺230㍍、高さ146・7㍍となっており、これも黄金比を採用しているようです。底面積は約6㌶、基底の各辺は正しく東西南北の方向を指していて、平均2・5㌧の石材が230万個使われたと伝えられています。
 このように、天文学や測量技術が発達してなければ、東西南北を決めることも、水平を計ることも、長さや高さを測ることも、直角を決めることもできません。
 また建設に携わった人々は「ファラオが人民を奴隷のように酷使した」とされてきましたたが、近年では、人民の信仰に基づいて現人神のための奉仕として農閑期を利用して行われたとみられています。このように人々の信仰心や労働力もなければピラミッドの建設はできなかっただろう。
 大言壮語(たいげんそうご)とは、実力もないのに大きなことを言うこと。また、口で言っていることに行動がともなわないことを言うようですが、焦らずに、自分がいまできることをピラミッドの石を一つひとつ積み上げるように、着実に取り組んでいきたいと思います。
(情報管理課・栗山正)
 

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