JA紀南広報誌

2005年4月号p11-01

2005年4月号もくじ

平成16年度県農業教育賞  

会津小学校が「最優秀賞」  

幅広く全学年での取り組みに評価

画像の説明

農業体験学習に積極的に取り組む小中学校を表彰する平成16年度「第14回県農業教育賞」の受賞校がこのほど発表され、JA紀南管内で田辺市の会津小学校(硯愼一校長)が「最優秀賞(県知事賞)」を受賞した。
 会津小学校は全校児童数572人、19学級と田辺市内でも大規模校だが、ほぼ全学年で農業体験学習を取り入れている。
 前年度も応募し「優秀賞」だった同校では、16年度はさらに取り組みを拡大。総合的な学習の時間での学習はもちろん、生活科、理科、図工などの分野にも農業学習の要素を盛り込んだのが最高位の受賞につながった。
 学習の内容は、恒例となった4年生以上の「花いっぱい運動」をはじめ、低学年でもサツマイモ、ジャガイモ、ヘチマや野菜などを栽培。また5年生が毎年行っていた稲作体験学習は道路整備等の事情でできなかったが、〝食と農〟をテーマにした夏休み研究で補った。
 3月22日、同校で授賞式があり、審査委員を務めた和歌山大学教育学部小林民憲教授が児童代表に賞状と記念品を手渡した。
 小林教授は「大きな学校にもかかわらず全員が農業学習に取り組んだのがうれしい。皆さんが勉強したことは、人間が生きていくうえで重要なこと。農業によって食べ物が生み出されるということを忘れないでほしい」と語りかけた。
 硯校長は「児童自らが農産物や植物を育てることで食への関心は大きくなっている。これに思いやりや優しさといった〝副産物〟も身についてきているようだ。次年度も継続したい」と学習の成果を実感している。

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