JA紀南広報誌

2004年9月号p24-02

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優良苗木の確保へ梅の取り木で講習



女性会上秋津支部

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 【秋津谷営農室】梅の優良苗木を確保しようと、女性会上秋津支部(泉美佐子支部長)は8月24日、田辺市上秋津の梅園に8人を集め、梅の取り木講習会を開催した。
 梅の苗木育成は、種を蒔いて育てた台木に穂木を接ぐのが一般的な手法として取り入れられている。ただ接ぎ木では、穂木の性質をそのまま受け継いだ物と、そうでない物といったバラツキが出ることがある。
 一方、取り木は、母樹から出た枝を水ゴケなどで巻いて発根させ、その部分を母樹から切り離して苗木に用いる育苗手法。落葉果樹のリンゴやサクランボで多く使われており、母樹と同じ性質をそのまま受け継ぐことから、梅でも近年取り組む農家が増えている。
 講習会では、取り木の目的や有効性を参加者に説明。成功率を高めるため、60㌢程度の充実した徒長枝に処理すること、初夏取り、秋取りともに早めに処理する等のポイントを解説した。
 その後、オキシベロン等の発根促進剤や水ゴケを用いた取り木の手順を実演した。参加者からは「自分の家にも実がよく成る梅の木があるので、やってみよう」との声あった。
 また、受粉枝の高接ぎ(長梢接ぎ)講習もあわせて開催した。長梢接ぎは、うまくいけば翌年花が咲き、即効果が現れるので、挑戦するよう呼びかけた。
(秋津谷営農室・谷口光宏)

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