JA紀南広報誌

2004年9月号p07-03

柱である梅の将来に関心  

タル価格の設定でも質問 青年部役員と加工部が対話


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 JA紀南青年部(小谷真一部長)は8月4日、本所営農生活本部で開いた役員会で、JAの加工部職員との対話集会を行い、加工梅の取扱実績や販売方針などについて意見を交わした。
 次代を担う青年部には、紀南農産物の柱である梅を安心して栽培したいとの思いが強い中、毎年変動する加工梅の価格や中国や他産地との競合、今後の展望に関心が集まっている。
 今回、JAの加工事業の現状を少しでも知っておきたいとの希望から部員が普段感じていることや疑問をJA側に投げかけた。
 小谷部長は、今年の大梅干し10㌔タル(A級2L以上)の価格が9千円に決定したことを受け、「原料梅の価格設定の場に生産者も交えてほしい」と要望した。JAは「梅干組合としても来年度からは、生産者を交えて協議していく方向で検討中だ」と回答した。
 梅の中に混入するケシキスイ問題について青年部からは「農家段階では十分気をつけているが、現在でもクレーム数は減っていないのか」と質問。
 JAからは「日々工場の製造工程でも数多く除去しているが、クレームは後を絶たない。クレームでお客様の自宅までお詫びに行く場合も再々ある」と現状を説明し、再度のケシキスイ対策の徹底を求めた。
 メーカーが中国産原料にシフトする傾向にないかとの問いには「メーカーは紀州産を取り扱いたいと思っているが、原料価格等、売場での幅広いニーズに応えるためにやむを得ず中国産を使用している場合が多い」と、メーカー側としては利益性の高い紀州産の取り扱いを希望している考えがあることを伝えた。
 このほか、梅生育障害の風評被害対策や、組合員からの梅干しの引き取り数量の決定の仕組みなどについて質問が出た。
 (営農企画課・城戸誠司)

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