JA紀南広報誌

2004年7月号p28-04

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「おれおれ詐欺」私たちの身近にも
JAでも注意呼びかけ

家族や親族を装って高額の金をだまし取る「おれおれ詐欺」の被害が全国で後を絶ちませんが、JA紀南の組合員家庭でも「もう少しで被害に遭いかけた」ケースが出ています。JAでは金融窓口やキャッシュコーナーに注意を呼びかけるポスター等を掲示し、被害の未然防止に努めています。6月末にも次のような電話が突然、組合員宅にかかってきました。
 【ケース1】台風通過の21日、息子になりすまし「彼女に子どもができた。解決するため70万円送ってほしい」と電話があり、銀行名、口座番号などを指定された。
 【ケース2】おばあさんの家に、孫になりすました男から「彼女が子宮外妊娠で手術費82万円が要る。親には言えない。おばあちゃん助けてほしい。回りの人にも黙っていてほしい」と電話があり、携帯に折り返し電話すると、まずその男が出て、医師と名乗る人とも話をしたため、すっかり信用して振り込もうとJAに向かった。
 【ケース3】田辺警察署のIと名乗る者から「息子さんが交通事故を起こした。お金を振り込めば保管している免許証と車を返す。銀行に着いたら口座番号を教えるので携帯に電話してほしい」との電話があり、その母親は慌ててJAに行って携帯に電話したが、たまたま3時を過ぎていて相手は電話に出なかった。
 いずれの場合も、JAで再確認をお願いして、被害は未然に防げました。しかし、冷静に考えれば不自然な話でも、その時はパニックになり冷静な判断ができないこともあります。さらに手口も巧妙化し、複数の人が関わって信用させようとする新手も出ています。
 家族と名乗る電話で急な送金を求められたり、それが高額だったとき、必ず再確認するなどして被害の未然防止に努めましょう。JAでも、急に組合員さんなどが窓口に来られ、息子、孫にと送金を依頼された場合は、事実かどうか確認をさせていただきます。
 おれおれ詐欺だけでなく、利用した覚えのない料金やネット利用料の請求、太陽熱温水器などの点検商法、マルチ(まがい)商法、内職・モニター商法など、悪徳商法は後を絶ちません。うまい話には乗らない、きっぱり断る、本当か確かめる、迷ったときは相談するなどの自己防衛が必要です。

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