JA紀南広報誌

2004年7月号p16-01

6月中に2500人  

梅もぎツアーの受入れ 8月は梅干し体験に力  


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 体感型農業観光のニーズを先取りし旧JA紀南が10年前に始めた「梅もぎツアー」の人気が定着、JA紀南では今年6月中にバス72台、2500人を旬の梅園に受け入れた。
 梅もぎツアーは、本場紀州梅を現地体験を通じてPRしようと、平成6年に青年部が初めて試みた。11年の「南紀熊野体験博」で態勢を整え、14年からはJAと田辺市でつくる「紀州田辺うめ振興協議会」で受入規模を拡大してきた。
 旅行会社への営業も活発に行い、当初は近畿地区で地盤を固め、近年では中京地区からも誘致、今後は関東地区をもくろむ。
 受入客数は平成13年に300人だったが、14年に1200人、昨年は最高の3000人まで伸ばし、今年は受入態勢の都合で昨年より少なくとどめた。
 「多様なニーズに応えるよう、体験の選択肢を増やし、多くのリピーターを獲得した」と担当するふれあい課職員。梅もぎのほかジュースや梅酒の体験もセットできる。今年8月からは梅干し体験(干した梅の拾い込みやしそ漬け等)にもこれまで以上に力を入れる。
 田辺市内の園地を訪れた観光客からは「南高の色がきれい」「すごく大きい実!」との歓声が聞かれ、もぎ採る梅の加工用途をうれしそうに話していた。
 大阪から来た中村日出雄さんは「梅は世界に誇れる日本の文化。産地を近くに感じるために、また来たい」と話していた。
 園地を提供する一人、秋津川の田中稔さんは「お客さんの喜ぶ顔がうれしい。忙しい時期だが、できるだけ園地に足を運び、お客さんと触れ合うようにしている」と、農家自らの梅PRに意欲的だ。(日本農業新聞大阪支所)

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