JA紀南広報誌

2004年5月号p29-02

編集部だより  

■占いやおみくじで、自分にとって都合の良いことが書いてあると、普段特に信じていなくても、ついあやかろうという気持ちが沸いてくる。特に物事がうまくいかないときなどは、それを励みに行動することさえある。逆に悪いことが書いてあれば信じたくない。このようなご都合主義にあやかるとしたら、梅産地にとって申年にあたる今年はまさにチャンスだ。ご存じの方も多いと思うが、平安時代に都で疫病が流行したとき、梅を食べて病気が治ったという逸話があり、以来、申年の梅は縁起が良いと珍重されている。梅は健康食品として位置づけされているだけに、「申年の梅」にあやかり、その地位を確固たるものにしたいところだ。申年が終わっても来年以降も梅作りは続くのだからなおさらだ。(竹内)
■新茶の季節がやってきた。紀南の茶どころで、上級煎茶として知られる「川添茶」の産地、日置川町市鹿野では4月下旬から今年産の一番茶の収穫が始まった。黄緑色のうねが整然と並ぶ茶畑では、農家らが柔らかな新芽をていねいに摘み採っていた。茶葉は鮮度の良いうちにJAの製茶工場で加工し販売している。緑茶の効用はさまざま言われるが、飲むと眠気が覚めるらしい。緑茶に含まれるカフェインが人の中枢神経を刺激して、脳の働きを活性化させるという。茶葉のカフェイン含量は生育時期や栽培方法で違い、新芽は生育が進んだ葉よりも含量が多いそうだ。眠気を吹き飛ばして集中力を高めたい時は、手もみ製茶技術を生かした独特の甘みのある香りとまろやかな味の「川添茶」が最適だ。(宮﨑)

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional