JA紀南広報誌

2004年5月号p28-02

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あなたもチャレンジ!  

タマネギの収穫

 タマネギの球の肥大は、日長や温度と関係が深く、日が長くなるにつれて急速に肥大し始めます。肥大しきると、やがて葉が枯れて生長が止まり、3~4カ月の長い休眠期間に入ります。そして秋になると休眠から覚め、球の中から芽が伸び出してきて、食べられなくなってしまいます。
 家庭菜園でのタマネギの収穫は、このような性質をよく知って上手に行い、できるだけ長期間にわたって、質の良い状態で食卓を賑わすようにしたいものです。
 球が肥大し始めたら、さっそく、順次収穫し始めます。まず、葉タマとして、緑葉も、ヌタや汁の実にしましょう。球が大きく膨らんできたら、新タマとして新鮮な味を楽しみます。
 あとの大部分は一斉に抜き取って乾かし、貯蔵状態で逐次利用しますが、健全な状態を長く保つには、抜き取る適期を守ることがたいへん重要です。
 その適期は、葉の倒れ具合で判断。全体の80%内外が倒れた頃が抜き取るタイミングです。この状態になったら、天気の良い日を見計らって一斉に抜き、畑に倒したまま葉を乾かします。
 おおむね乾いたら、取り入れて、葉付きのまま吊るす(これが一番!)か、葉を切り離して、網目のあるコンテナに薄く重ね、涼しくて風通しの良い場所で貯蔵します。
 こうすると、良い休眠状態が長く保たれ、萌芽も遅く、腐りも少なくて済みます。よく、葉が完全に枯れるまで置き放しにしてある畑を見かけますが、これはたいへん下手なやり方なわけです。

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