JA紀南広報誌

2004年5月号p28-01

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 JAバンク大会にて 
 4月15日、和歌山市のJAビルで県内のJA役職員が集まり「安心のブランドJAバンク推進大会」が開かれた。大会では平成15年度のローン優秀店舗表彰、16年度重点実施事項の確認、大会決議、記念講演などがあった。
 ローン優秀店舗表彰は、残念ながらJA紀南から表彰された支所はなかったが、初年度のJA紀南のローン・貯金をはじめとする信用事業は、組合員と利用者の皆さんのご協力により、県内JAの中でもすばらしい成績だった。「今年度は表彰を受けられるよう活動しよう」と、支所長皆さんと帰りのバスの中で強く決意した。
 平成16年度の重点実施事項については、今年度は「JAバンク中期戦略(平成16~18年度)」の初年度で、ますます厳しくなる競争環境にJAバンクが勝ち残るため、「収益基盤の確保」「利用者基盤の拡充」「経営基盤の強化」をめざそうと決意を新たにした。
 JAバンクの存在意義は「組合員・利用者への金融サービス提供を通じ、農業・地域の発展に貢献すること」に尽きる。重点事項の一番に『収益基盤の確保』を掲げているのは、今後も組合員と地域の皆さんに貢献し続け、皆さんのJAの安定利用を守り続けることが最重要と考えているからだ。
 大会決議は▽住宅ローン増強を中心とした運用力強化と、店舗機能再構築による経営の効率化によって収益基盤の確保を図る▽ペイオフ全面解禁に向け、定積・年金を中心に利用者基盤の拡充と、良質な金融サービスの提供により利用者満足度向上を図る▽JAバンク基本方針の遵守と、リスク管理・コンプライアンス態勢の強化により、健全経営の確立と経営基盤の強化を図るの3つを採択した。
 また記念講演があり、作家・井沢元彦さんが「歴史からみた日本人の行動原理」をテーマに講演した。井沢さんは日本人の行動原理は「西暦604年に聖徳太子が制定した憲法の第一条の『和を以って貴しとなし、さかふること無きを宗とせよ』、第十七条の『それ事は独り断むべからず。かならず衆と論ふべし』、そして明治天皇の五箇条の御誓文の一にある『広く会議を興し万機公論に決すべし』に現れている」とのことだった。
 すなわち、重大な事柄はひとりで決定してはならない。必ず多くの人々と論議すべきで、話し合いで決めていくことが道理にかなうという行動原理を日本人は根本として持っているということだった。
 JA紀南も合併して2年目の年度に入った。信用事業についても組合員・利用者の皆さんのご協力を力に、今年度も安心・安全で信頼される活動に努めたい。
 また、皆さんのご意見を聞きながら、心機一転、JA紀南ならではと、個性を発揮した活動にも挑戦したいと思う。 (小川敦生)

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