JA紀南広報誌

2004年5月号p11-01

今年産は昨年並みの50㌧  

「川添茶」の収穫始まる
日置の川添緑茶研究会で42人栽培


画像の説明

 JA紀南の茶産地、日置地区の川添緑茶研究会(上村誠会長)では4月23日から、今年産の一番茶の収穫を始めた。一番茶は5月中旬、二番茶は6月下旬まで収穫が続く。収穫した茶葉はJAの市鹿野製茶工場で加工し、管内で販売するほか、主に静岡県に出荷する。
 今年産の茶は、3月の気温が低めだったため生育も遅れていたが、4月中旬からの気温の上昇で昨年より3日早い収穫開始となった。
 川添緑茶研究会は日置川町市鹿野・滝地区の農家ら42人で構成するJAの部会組織。現在は「やぶきた」という品種を中心に、約10㌶で栽培。今年産の収量は前年並みの一番茶で30㌧、二番茶で20㌧の合計50㌧を見込む。
 山間地で霧が深く昼夜の気温格差が大きい立地と日置川の清流で栽培する「川添茶」は上級煎茶として名高い。
 収穫した茶葉は、手もみ製茶技術を生かし、甘みのある香りとまろやかな味に仕上げており、水出しで飲むとおいしいのが特長である。
 また、JA製茶工場は今年、県の助成を受けて、茶葉をしっかり揉み込める「揉捻機」を2台増設し、さらなる品質向上をめざしている。
 収穫初日、黄緑色のうねが整然と並ぶ滝地区の茶畑では、葛本醯子さんが近所の女性らと柔らかい新芽を摘み採っていた。
 葛本さんは「今年は霜害を受けず、順調に生育し品質も良好です。ゴールデンウイークは県外にいる子どもが来て手伝ってくれるのが楽しみです」と話していた。

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