JA紀南広報誌

2004年3月号p25-03

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ブランドに厳しい基準
熊本のデコポンを視察 上秋津晩柑部会

【秋津谷営農室】

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上秋津晩柑部会(田中部会長)は、温州ミカンの価格低迷を受け、低所得園の転換品目の探索とデコポンの研修のため、2月3日から4日にかけて、7人が熊本県のJA熊本うきと県果樹研究センターを視察した。
 JA熊本うき管内の不知火地区はデコポンの発祥の地で約4千㌧を生産する。選果場間の品質の統一を図り、消費者への宣伝を大規模に行うなど、名実ともに日本一のデコポンの生産量と価格を保っている。
 一行は同JAの宮本果樹特産課長の案内で、不知火選果場やハウス団地を見学。同JAのデコポンの位置づけなどの説明を受けた。
 宮本課長によると、生産者はデコポンの出荷前に園地ごとにサンプル50果程度を持ち込んで予備検査を行う。その後全量出荷しセンサー検査を実施。糖度、酸度とも合格点に達しない物は生産者が持ち帰る。
 今年産の加温栽培のデコポンの合格率は、天草地区で75%、不知火地区で58%。厳しい基準があるが、それが日本一のブランドを確立している理由と言える。
 熊本県果樹研究センターでは、デコポンの栽培管理について研修し、6月中旬の早期一発摘果と11月までの定期的な灌水がポイントだとの説明を受けた。
(秋津谷営農室)
(秋津谷営農室)

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