JA紀南広報誌

2004年12月号p34-01

2004年12月号もくじ

作の人形を使い腹話術  

尾尻さんが保育園で上演  

画像の説明

 中辺路町小皆の尾尻徳一さん(88)は、地元のくりすがわ・ちかの両保育園を2カ月に1回程度訪れ、自作の人形を使った腹話術を上演し、子どもたちとのふれあいを楽しんでいる。
 腹話術は唇や歯などを動かさずに話す話術。元農協職員の尾尻さんは、テレビを見て腹話術に興味を持ち、約25年前から始めた。
 人形は約15年前に自分で作り「あきれたぼうや」と名づけ、尾尻さん自身は子どもたちから「ぼうやのおじさん」と呼ばれている。
 人形は身長80㌢で、桐の木やパイプ、針金などを材料に持ち前の手先の器用さを生かして制作した。
 人形の背中の針金を引くと、目や口、手足が動く仕組みになっており「人形の表情づくりが難しく、5体目でやっと思い通りの人形に仕上がった」と話す。
 約20年前に、くりすがわ保育園から依頼があり、子どもたちに喜んでもらいたいと腹話術の上演を始めた。10年ほど前からは、ちかの保育園でも始めており、どんな物語にすれば飽きずに見てもらえるだろうかと、昔話や民話、その時々の話題をセリフに入れている。
 尾尻さんは「子どもたちが喜んでくれたらうれしい。年をとるにつれ声が出にくくなってきたが、元気な間は続けたい」と笑顔で話している。

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