JA紀南広報誌

2004年10月号p31-01

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働き詰めの人生で
立谷 喜代次さん(83歳) 立谷 鈴美さん(78歳)


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喜代次さん ビルマで終戦を迎え、1年間の捕虜生活を経験した。家に戻った直後、地震による津波で家は半壊し、兄が戦死したので私が農業に専念することになった。
 機械化が進む今日だが、草刈り機などは使わない。すべて自分の手でするのが、昔からのやり方だ。農業をしながら、町の農業委員、旧JA白浜信用の理事や組合長も務め、振り返ってみれば働き詰めの人生だった。
 家を建て替えた時には、自宅近くの山で松を掘り庭に植えた。その後、順調な成育を続けて、いまでは10㍍を超す立派な門かぶりになっている。
 鈴美さん ゆっくり家の片付けでもしたいと思うのですが、お父さんと朝から晩まで畑に出ているので、そうもいきません。いままで弱音をあげたことはありませんでしたが、今年の夏の暑さには参りました。
 結婚して55年、厳しいお父さんでしたが、信じてついて来ました。お父さんの頭の中は「仕事」しかありません。今後もお父さんについていくしかないと思っています。(白浜支所管内)

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