JA紀南広報誌

2004年10月号p23-03

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若年層のミカンファンを
生産者大会で市場が提言


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上秋津生産販売委員会

【秋津谷営農室】上秋津生産販売委員会(小谷育生委員長)は9月17日、支所会議室に150人を集め生産者大会を開いた。部会の活動計画や予算を審議した後、市場からミカンなどの情勢報告があった。
 愛知県中央青果常務取締役の原田哲夫氏は、ミカンをはじめとした果物の消費動向を「日本の果物の年間消費量は、先進国で最低で、特に若年層の消費が低迷している」と述べた。
 一方では、若者の間でも果物は体に良いとの認識があると付け加え「健康、美容、ダイエットブームに乗っかっていけば、果物の将来は決して暗くない」と、その機能性をPRすることの重要性を訴えた。
 最近では輸入果実の脅威が以前よりも減ったとも言い「日本ほど品質にうるさい国はなく、輸出先を日本から他国にシフトしつつある今こそチャンスだ。産地として『国産果物はおいしい』ことを消費者に徹底的に根付かせなければいけない」と提言した。
 東京多摩青果の宇野弘氏は、かんきつ類の現状と課題を講演した。宇野氏も、若者の果物類の消費減少と食生活の変化に触れ「スイカを例にとると、若い主婦などは丸ごと1個買うより、カット売りが伸びているため、全体の消費量は減っている」と分析した。
 ミカンについては「お菓子に負けない、紀南独特の〝じょうのう〟がとろけるうまいミカンを作り、若い主婦や子どものファンを増やしてほしい。市場としても果物毎日200g運動を消費者に積極的にPRする」と力強く語った。

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