JA紀南広報誌

2003.4.3.1p

新生「JA紀南」発足ごあいさつ 」  

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JA紀南 代表理事 専務 中家 徹  

存在価値あるJAづくり  

 このたびの新生「JA紀南」の発足にあたり、浅学非才の私が代表理事専務という大役に選任され、あらためてその責任の重さを痛感しています。
 新JAは、長引くデフレ不況に加え、イラク戦争等泥沼とした国際情勢下、将来がまったく見えない不透明な状況の中でのスタートであり、まさに真っ暗な荒海への船出であります。
 人それぞれに身体の大きさも性格も異なるように、今回合併した9JAもそれぞれ、容姿も異なれば性格も異なり、長所もあれば短所もあります。それぞれの長所を生かし、「悪貨が良貨を駆逐する」のではなく、「良貨が悪貨を駆逐する」ことによって高位平準化を図らなければなりません。
 すぐに合併効果は出ませんが、一日も早く合併のメリットを見いだし、組合員の皆さまに合併して良かったと実感していただくことが大切であり、私どもの使命と考えています。
 それは新JAが、組合員、利用者にとって、また地域住民にとってどれほど存在価値のある組織になるかであり、「あって良かった」と言ってもらえるJAにならねばなりません。
 そのためには、第一に営農振興を図り農業を恒久的な繁栄に導くことです。紀南は第一次産業の発展なくして地域経済の活性化はないと言っても過言ではなく、「農」は国の本であることを再確認しての一層強固な産地づくりが急がれます。
 第二には、広域化で組合員が異質化、多様化する中では、地域協同組合化を指向し、豊かな暮らしの実現を図って地域社会の発展に貢献することであります。
 そして第三には、経営力のあるJAをつくることです。組合員の期待と要望に応えJAの存在価値を実感していただくためには、JAそのものが強く健全であり、安心して利用いただける組織になることです。
 新JAの基本方針に掲げた「産地」「地域」「JA」の3づくりは、JA紀南の方針の鼎(かなえ)であり、どれが欠けてもJAの存在価値はなくなるでしょう。
 JAは人の組織で、組織活動が命であり、JAの存在価値は皆さまのJA活動への参加・参画によって高まるものであります。
 諸課題が山積していますが、全力を傾注して職務遂行に務める所存でございますので、皆さまのご指導、ご鞭撻をよろしくお願い申しあげます。

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