JA紀南広報誌

2003年9月号p25-01

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クアハウスの
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骨粗鬆症の恐怖【第4回】

 私たちの体は大小206本の骨で支えられています。その骨の中を覗いてみると、健康な人の骨の内部はとても細かい網目状になっていて、コラーゲンというタンパク質にカルシウムがまんべんなく付いています。
 ところが、このカルシウムが不足してしまうと、網目がスカスカになり、もろくなって骨粗鬆症という病気になります。骨粗鬆症は特に閉経期を過ぎた女性に多く発生します。
 人間誰でも加齢とともに体の多くの機能が低下しますが、骨も例外ではありません。老化にともない、また、いろいろな原因もあって、腸からのカルシウムの吸収が悪くなるからです。
 この病気が怖いのは、骨がもろくなって骨折しやすく、それがもとで寝たきりになるおそれがあるからです。お年寄りの約1割が骨粗鬆症で寝たきりになっていると推測されます。
 骨粗鬆症の防止には、カルシウムの摂取不足にならないことと、体に無理のない適度な運動をして骨を強くすることが大切です。毎日摂りたいカルシウムの摂取量は、成人でも600㍉㌘、老年期でも同量です。
 だから毎日の食事には、牛乳、乳製品、大豆食品、魚介類、海藻、緑黄色野菜などカルシウムを多く含む食品をなるべく取り入れましょう。
 中でも牛乳、乳製品は他の食品に比べカルシウム含有量、吸収率ともに高いので、大いに利用したい食品です。骨粗鬆症にならないためにも、カルシウムを多く含んだ食品をなるべく多く摂り、適度な運動を心がけてください。

「骨」Q&A
 Q 骨を強くする方法は?
 A ①牛乳、乳製品、緑黄色野菜など、カルシウムを含む食品をなるべく摂取する②体に無理のない適度な運動をする③日光浴をし、皮下にあるプロビタミンDをビタミンDに変える、この3つが大切です。③にあるビタミンDは、肝臓や腎臓に運ばれるうちに活性型ビタミンDになり、これがカルシウムの吸収に大活躍します。
 Q カルシウムが多く摂れる食品は何?
 A 100g当たりで言うと、牛乳には100mg、プロセスチーズは630mg、干しひじきで1400mg、いわし干しも1400mgが含まれます。1日に必要なカルシウムは約600mgです。

宿泊施設付温泉保養館
クアハウス白浜 西牟婁郡白浜町3102
 電話=0739・42・ 4171

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