JA紀南広報誌

2003年9月号p16-01

画像の説明

2年連続安値を危機感に
全国カンキツ大会に参加 JA生販・みかん部会


画像の説明

  第49回全国カンキツ研究大会が8月26・27日の両日、佐賀県佐賀市を主会場に開かれ、JA紀南からも原見忠雄生販連協会長、野村勉みかん部会長ら生販・部会代表者10 人が現地に出向いた。  近年、温州ミカンは不作年でも品質が悪ければ低価格となっており、なおかつ今年は豊作年の厳しい状況であり、JA紀南においてもバラツキのない高品質ミカン生産の必要性に迫られている。  今大会には「安定生産・供給で築く豊かなかんきつ産業」をテーマに全国から関係者1400人が参加。産地活性化の事例発表、価格安定の確保に向けて意思統一を図った生産者大会、大和町や太良町のかんきつ産地視察があった。  初日の研究大会では、マルチ被覆による高品質果実の生産、基盤整備やリース事業を使った産地活性化などの事例報告があった。  そのうち地元・佐賀県のJA松浦東部からは、基盤整備事業とハウスリース事業を活用した産地づくりについて発表があり、最新の施設を導入してのミカンやデコポンの栽培事例が紹介された。  研究会に続いて開かれた生産者大会では、2年連続のミカン安値を危機感として、需給調整の達成と高品質果実生産による安定価格の確保など、5項目の大会決議を全会一致で採決した。  また2日目は、2コースに分かれての産地視察があり、松浦東部のハウス団地では基盤整備と施設の導入、佐賀県果樹試験場では根域制限栽培と中晩柑ハウス栽培、佐城(大和)団地ではマルチ栽培によるブランド生産の現場を見学した。  カンキツ研究大会も来年は、和歌山県で第50回記念大会が開かれる。田辺市も視察コースに入っており、着々と準備を進めているが、全国に恥じないミカンをPRするためにも、一層の生産者の協力を得て大会を成功させたい。 (芳養谷営農室・阪井正道)

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional