JA紀南広報誌

2003年9月号p05-01

新鮮・安心と手頃さが自慢
Aコープ併設で連日賑わう農産物直販所「あぜみち」

 とれたての新鮮野菜が店内にズラリ……。白浜町栄にあるJA紀南のAコープとんだ店に併設した農産物直販所「あぜみち」は、地元農家が作る新鮮、安心な農産物が好評を博し、連日大勢の来店客で賑わっている。

平成10年にスタート
出荷会員は500人
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 直販所に農産物や加工品を出荷するのは、あぜみち利用会(松田小夜子会長)のメンバー。会員数は約500人、とんだ地区の四季折々の産品がそろう。
 直販所「あぜみち」は、平成10年に旧JAとんだの女性会メンバーらが中心となり立ち上げ、現とんだ支所近くの県道沿いに小さな店舗を構え、管内の組合員全戸に出荷を呼びかけた。
 「あぜみち」は地元消費者から好評を博し、品ぞろえも充実、固定客もつくようになった。それとともに陳列スペースや駐車場等が手狭になるなどの問題が生じたため、13年11月にAコープ店舗に併設して、直販所としての規模と機能を拡大した。
 「あぜみち」は集客力もアップし、以降の販売額は年々うなぎ登り。平成14年度実績は2億4千万円を超えた。
 昨年4月には、地域の農業や農山村の振興と活性化に貢献したとして、「あぜみち」に木村良樹県知事から感謝状が贈られた。
 「あぜみち」の立ち上げ当初から関わってきた利用会の松田会長は、「今日のように活気があるのも、地域の皆さんのおかげ。地元だけでなく近隣市町村からわざわざ足を運んでくれるようになったのもうれしいです」と笑顔をこぼす。
充実した農産加工品!

8月から生産履歴貼付
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 出荷者は基本的に午前9時までに店への出荷・陳列を行う。レタス、ダイコン、ホウレンソウなど、どれもとれたての新鮮野菜ばかり。さらにガーベラ、スターチス、バラなどの花き類や、寿司、手作りみそなどの加工品や工芸品までもがビッシリ並ぶ。
 商品のすべてに出荷者名が記載され、「生産者の顔」が見える店として安心感もよりアップしている。さらに8月からは、施肥・防除などを記載した栽培履歴書も1品ごとにつけ、安全・安心対策もバッチリだ。
 ほとんど毎日、買い物に訪れるという主婦は「新鮮なうえに安いのが魅力です。誰が作っているかも分かるし、安心して購入しています」と話している。
 松田会長は「『あぜみち』によって地域の皆んなが潤えば、これ以上望むことはありません。これも立派なシステム、店舗を提供してくれたJAのおかげだと感謝しています。地産地消の一端を担えることができれば」と話している。

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