JA紀南広報誌

2003年8月号p10-02

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ミカン
◆仕上げ摘果
 極早生ミカンから出荷がスタートするため、各園・各樹を再度見直し、収穫前の仕上げ摘果を行おう。特に、スソ・フトコロ果、小玉果、天成りの軸太果、キズ果を対象に摘果する。
◆マルチ被覆
 マルチ被覆は高品質ミカン栽培に欠かせない技術で、ミカン主産地では実施して当たり前となって来ており、JA紀南では今年、マルチ被覆面積200㌶を目標に取り組んでいる。
 温州ミカンでは、9月の土壌水分を抑え木に水分ストレスを与えることによる増糖効果を狙う。しかし、土壌が極端に乾燥して木に
水分ストレスがかかり過ぎると、減酸が進まず酸高傾向になる。午前中に葉がしおれたり果実が軟化した場合は、灌水が必要なため、株元に敷いたマルチをめくるなどして灌水する必要がある。

◆病害虫防除
○サビダニ
 昨年、サビダニの発生の見られた園では今年も発生が心配されるため、サンマイト水和剤の3000倍(3日前まで・2回以内)を散布する。
○褐色腐敗病
 褐色腐敗病は、台風等の強風雨で菌が木に跳ね上がって感染、数日のうちに果実が腐敗する病気である。発生が心配される園では、ストロビードライフロアブルの2000倍(14日前まで・3回以内)、またはアリエッティ水和剤の400倍~800倍(前日まで・3回以内)で防除する。
○カメムシ
 現在のところカメムシの発生は少ないが、今後、気象条件等で発生する恐れもあるため、補虫灯(ブラック灯)を点灯して発生を予察する。防除は、Mr.ジョーカー水和剤の2000倍(14日前まで・2回以内)、またはロデイー乳剤の2000倍(7日前まで・4回以内)。

◆秋肥の施用(2回に分施)
○宮本早生
 「宮本早生」では、10㌃当たり完熟みかん配合280㌔、または粒状みかん配合200㌔+アヅミン60㌔を併用して施用する。
○未結実園
 未結実園では、10㌃当たり完熟みかん配合40㌔を施用する。
(ミカンは富田川営農室の佐藤健一が担当しました)

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