JA紀南広報誌

2003年8月号p03-01

組合長・専務連載
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JA紀南代表理事 専務 久保英資
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第1四半期仮決算から梅 市場で信用高まる

 第1四半期(6月末)の仮決算の結果が出る。
 どの部門も、事業量の達成ができても収益確保ができないという厳しい環境の中、管理費減で一応予定の仮決算となった。
    ×  ×  ×
 貯金は多くのご協力で計画通りの伸びを示しているが、自己運用力(貯貸率23・9%)が乏しく、信連預金に多くを頼る運用なので、低金利の今日収益低下がまぬがれそうにない。
 共済は、全共連が地震などの自然災害に備えて積立てを充実したことで、支払余力率(753%)が業界トップクラスとなり、″JA共済″の安全・安心の信頼度は一層高まった。
 景気低迷の今日、推進環境は厳しいが、全職員あげて人、家、車の保障充実に努めている。
主要肥料を値下げ
 高い安いは「浜の真砂」の感の購買事業。
 合併メリットを「目に見える」形でと、重点作物の梅、ミカン、そ菜用の肥料価格の引き下げを実施し、あわせて一層の予約集中による生産コストの引き下げを呼びかけている。また、旧JA間で格差の大きかったガソリン価格の統一も実施した。
梅安全システムが評価
 合併船出の年、梅の販売に全精力を集中して取組み、特に「食の安全」を第一とした「安全・安心システム」による出荷体制は、従来からの信頼を一層厚くし、各市場とも消費者向けにこの安全PRに力を入れてくれた。
 しかし、予想外の不作で、スーパー、量販店、生協などとの成約量決定と、その後の出荷量確保に販売担当はたいへんな苦労を強いられた。
 幸い、梅部会や生販などの組織あげての出荷要請により、市場にはおおむね約束に近い出荷ができた。今日の販売は「量と価格」を約束しての取引きであるだけに、量的な信頼も保てたことが何よりも有難かったし、市場からの評価も向上した。
販売総量は6658㌧
 大口業務用として長年取り引きをいただいているチョーヤ梅酒さんにも要望量には満たなかったが誠意納品に努め、一応の面目を保つことができた。
 今年の青梅の販売総量は計画1万㌧に対し6658㌧と、今年の作柄から見ては上々となり、共同販売の力を十分に発輝した。うち農薬の使用回数を半分以下とする減農薬栽培は、2グループ34人で108㌧の出荷。今後適期防除技術の確立とPRにより一層の拡大が期待される。
 なお、田辺市場は日高・三重産なども合わせて2375㌧と梅主産地の地元市場の力を存分に発揮している。
加工事業苦戦必至
 青梅が不作高値で終わったことから、JAの加工事業が苦しくなるのは必至。デフレ不況のまっただ中、原料(タル製品)価格が製品に反映できる環境ではない。
 全智をしぼって得意先を逃さない対応に努めねばならないが、そのためにも原料梅干しの確保が第一であり、梅干しの「JA出荷」のお願いに努めている。
 何とぞご協力ください。

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