JA紀南広報誌

2003年6月号p017-01

画像の説明

【第2回】

  インターネット、  
  そこは情報の宝島!  




衝撃の1995年インターネットとの出会い

 今回は、「え!農業情報化って?」という言葉から入っていきましょう。情報とは、ある特定の目的について適切な判断を下したり行動の意志決定するために役立つ資料や知識です。農業経営の計画を立て、苗を植え、どうやって育て、いかに販売するかというところまで、すべて情報をもとに判断され意志決定されます。
 いままでは狭い範囲での農家同士の口コミ情報、またJAの営農指導員、市場関係者からの情報、そして新聞、テレビ、ラジオ、専門誌で農業情報のかなりの部分を補っていたと思います。
 しかし、1990年代に入り、情報機器とネットワークの発達によって、世の中丸ごと情報化社会という時代に突入し、IT時代とまで言われだしました。特にパソコンとインターネットの普及は大きく世の中を変えてきました。日本でインターネットが利用され普及しだしたのが1995年ぐらいからです。
 私も1995年に初めてインターネットと出会いました。その時の衝撃はいまでも忘れられません。思わず農業に利用できる!使える!と叫んだ記憶があります。その便利さは今まで体験したことが無いものでした。
 パソコンの基本ソフト(OS)も95年にウィンドウズ95が発売され、爆発的にパソコンが普及したのもこの年からでした。あれよあれよという間にしっかりと日本全国のお茶の間にパソコンとインターネットのコーナーが存在するようになりました。

農家と消費者がネットで出会える醍醐味

 インターネットに接続すれば、そこは情報の宝島です。高度情報化社会の入口に立ったと言われる今日、情報公開、そして情報共有の流れはますます加速しています。もちろん農業の情報も、行政、研究機関、JA、農家、学校、市場と、ありとあらゆる所がホームページで情報を発信しており、すべてのページを見るのには天文学的な時間が必要なほど情報は膨大になってきました。
 インターネットにひとたび接続すれば、そこには国を隔てる国境や壁がありません。インターネットではホームページを介して接続されている者同士が自由にホームページにアクセスして情報を共有しているのです。
 農業もこれまでは、農家は農産物を生産して、市場を介して消費者に農産物を届けてきました。そして、消費者からは市場を介して情報を返してもらっていましたが、そこは何人もの人を介して伝わる情報でした。しかし近年、「ドア・ツー・ドア」という宅急便のシステムが発達し、農家から直接消費者に渡る流通のルートも完成しました。しかもそれは24時間以内に配達できるという優れものです。そして宅急便のシステムに加えインターネットが出現したことにより、農家もホームページを持つようになり、農産物をインターネット販売する、あるいはネット上のショッピングモールに入って販売するようになりました。このように農家と消費者が直接出会うことができるのもインターネットの醍醐味です。


栽培方法や消費者ニーズをネットで情報交流

画像の説明

 これまでの経験から私はホームページやEメールによる農家と消費者の情報交流に重きをおいていきたいと考えています。せっかくインターネットを介して、見ず知らずの者同士が出会ったのですから、その出会いと交流は大事にしていきたいです。インターネットな出会いはまさしく一期一会そのものなのです。
 新JA管内の組合員のご家庭のお茶の間にも、すでにインターネットとつながったパソコンがたくあんあると思います。乱筆ですが、私自身精一杯、このシリーズの執筆を続けていきたいと思います。JA紀南のホームページ(http://www.ja-kinan.or.jp/)の広報誌のコーナーにも掲載していますのでぜひご覧ください。

〈木村則夫さんEメールアドレス〉
info@kimura-e.com
   〈緑の果樹園の中の小さなホームページ〉
    http://www.kimura-e.com

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional