JA紀南広報誌

2003年5月号p8-01

円滑業務へ意識高揚図る  

新JAの全職員研修会
500人集め田辺市内で開催
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JA紀南では4月5日、田辺市文里にあるガーデンホテルハナヨアリーナに職員約500人(店舗職員等一部除く)を集め全職員研修会を開催。虎伏章組合長が「新JAの職員が意識を一つに業務に取り組んでほしい」と呼びかけ、新JA発足時からの円滑な業務遂行に向け職員の意識高揚を図った。

心新たに引き締まった表情で研修を受けるJA職員
県内最大規模のJA紀南スタートとともに開いた全職員研修会

 虎伏組合長あいさつの後、情勢報告に立ったJA和歌山中央会・荒木健雄専務は「JAが対応しなければならない今の危機感」として、①過去のようにJA経営が順調に伸張していない②組織・事業の在り方が旧態依然である③問題意識の醸成が遅れている④経済事業を中心にJA事業への風当たりが強まっていることなどがあると述べた。
 そのうえで、JAはトップマネジメント(経営管理者)、職員ともに、高い企画能力を持った人材の育成が急務だと指摘。企業にはない協同組合理念をもとに「人こそが未来を拓くのであり、JA職員はJAを愛して、高い倫理観、高度な専門知識と先見性をもって事業活動に取り組んでほしい」と語りかけた。

「JAはエンドレスの
運動体だ」と久保専務

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 研修ではまず、久保英資専務が「理念と指針を共有し、実践・そして貢献」と題して職員に講義。「九つの個性が集まったのだから統一に時間はかかるが、要は合併により組合員にメリットをどう還元するかだ。合併は目的ではなく改革の手段であり、新JAは一般の他業態に打ち勝つ組織にならなければならない。職員も意識を変えて行動してほしい」と述べた。
 久保専務はまた「JAは(企業とは違う)エンドレスの運動体」だとし、消費者・次世代・アジアそれぞれと共生してJAが成り立つ「3つの共生運動」を常に意識し、時代にあった事業展開で地域社会への貢献を果たすべきだと訴えた。

「学習して、自分を
磨こう」と中家専務

 中家徹専務は「JA紀南職員としての心構え」を職員に説いた。心構えとして中家専務は、①JAは人の組織であり職員は組合員との接点を大事にする②多様な情報を取り入れ事業全般の知識習得とともに専門的知識向上のため学習して自分を磨く③信頼が第一であり職員としてプライドと責任を持つ④JAの行う広範な事業を理解し率先利用する⑤常に効率化を考えコスト意識を持つ⑥企業と協同組合との基本的な違いを理解する……の6点を取り上げて解説した。
 そのうえで中家専務は「JA紀南は職員が勤めて良かったと言えるJAになりたい。合併したいま、組合員の皆さんもJA紀南を関心を持って見ており、組合員からもJAがあって良かったと思ってもらえる良いJAづくりに役職員ともにがんばろう」と述べた。
 また、新JA初年度となる平成15年度事業計画については、学識経験理事として常勤する山本治夫企画管理担当常務、浅井昌男金融共済担当常務、坂本守営農担当常務、木村武生活担当常務が各部門ごとに計画内容を説明した。

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