JA紀南広報誌

2003年5月号p18-1

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高級茶の『川添茶』
一番茶の収穫始まる
川添緑茶研究会

 【日置地区】JA市鹿野支所管内の川添緑茶研究会(上村誠会長)では今年、4月26日から一番茶の収穫を始めた。

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 同研究会によると今年の作柄はまずまず。冬場の気温が低く、4月に入って雨が多かったことから、例年より3~4日遅れての収穫開始となった。
 収穫は一番茶が5月中旬、二番茶が6月中旬まで続く。昨年の収穫量は48㌧(一番茶32㌧、二番茶16㌧)で、今年の収量も昨年並みを見込んでいる。
 市鹿野支所管内の茶は、霧が深く昼夜の気温格差が大きい気象条件と自然豊かな日置川の清水で育っているのが特長。収穫した新芽を手もみ製茶の技術を生かし、独特の甘みのある香気とまろやかな味に仕上げており、川添茶ブランドの高級茶として名高い。
 川添緑茶研究会も毎年開かれる「全国手もみ茶品評会」に出品し、8年連続で上位入賞している。
 上村会長の茶畑では、5人の女性が5~6㌢に伸びた黄緑色の新芽をていねいに摘み採っていた。一番茶は鮮度の良いうちにJAの製茶工場に出荷。煎茶に加工し、主に静岡県方面に出荷するほか、田辺・西牟婁地区で販売される。
 上村会長は「今年は雨が多かったのでやわらかい新芽を摘むことができた。川添茶は、原料はもちろん手もみ製茶の技術にすばらしいものがある。景気低迷の影響も受けここ4~5年は安値が続いているが、今年は堅調な相場を期待したい」と話していた。

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