JA紀南広報誌

2003年5月号p14-06

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青わら使用で見栄え良く
有利販売に向けて研修会
なかへちしめ縄部会

 【なかへち地区】なかへちしめなわ部会(横山傑会長)では4月4日、JA栗栖川支所に生産者14人を集め、青わらを使ったしめ縄研修会を開催した。

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 しめ縄に青わらを使用することで通常の商品に比べて見栄えが良くなり有利販売が期待できるため、この生産方法の同地区での普及を図ろうと開催した。
 なかへち地区のしめ縄生産の歴史は25年以上。当時大阪の市場との取り引き開始をきっかけに近野支所管内で生産が始まり、中辺路町・大塔村全域へと拡大した経緯がある。
 生産の最盛期には主に京阪神地区に15万本以上を出荷する県内一の産地となった。その後、生産者の高齢化や景気低迷で生産量が減少してきたが、それでも年間10万本前後の出荷量を維持している。
 生産者の中には、ほぼ年間を通じてしめ縄本体の生産に従事する方もおり、換金作物の少ない山間地にとってしめ縄は重要な販売品目だ。特に年末には飾りつけの作業がピークとなる。
 今回の研修会では、青刈りのわらで作るしめ縄を生産拡大するため、部会役員が作り方を実演した。
 青わら用に使われる稲は飼料用の「もーれつ」という品種。この稲は出穂前に機械で刈り乾燥機にかけることでしめ縄に適した美しい青わらとなる。
 この日は、「もーれつ」の栽培希望者を募るなど、部会では青わらによるしめ縄の生産拡大に向け本格的に動き始めた。(富田川営農室営農指導員・山本慶崇)

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