JA紀南広報誌

2003年5月号p14-04

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水稲

◆田植え後の管理
○残り草が多い場合の除草
 初期処理剤を使用して、残り草が多い場合には、田植え後30~50
日に、グラスジンD粒剤を10㌃当たり3~4㌔落水散布する。処理後3~4日間は入水しない。ただし、散布時期は収穫60日前までとする。また、気温が30度以上の高温時には使用しない。
○スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)対策
 ジャンボタニシの発生が見られる地域では、①水路等を地域ぐるみで定期的に点検し貝や卵の捕殺や溝さらえ作業を行う②田植え直後の水田にキタジンP粒剤(本田初期・2回以内)を10㌃当たり3~5㌔水面(浅水)処理する③水田の取水口と排水口に3~6㍉の金網を張り水路と水田の貝の移動を遮断する④田植え後の水管理はできるだけ浅水にするなどの対策をしよう。

◆水管理
○生育初期
 田植え後は、活着を早めるため湛水処理を行い、分けつ期は4~5日に一回程度、水の更新を行い初期分けつの確保に努める。
○中干し
 中干しの効果は①通気性を良くし根の発達・健全化を図る②無効分けつの抑制と稔実の良好化を図る③稲体の強化と倒伏の軽減などがある。中干しの時期は、有効分けつ終期(出穂35~40日前)から幼穂形成期(出穂25日前)に生育に応じて土壌に亀裂が入る程度行う。

◆病害虫防除
 本田初期には、日照不足、長雨などの気象条件により、山間部や谷間などで葉いもち病の発生が見られる。カスラブサイドゾル1000倍(収穫21日前まで・5回以内)で防除する。また、田植え後の残り苗は、いもち病の発生原因になるため早めに処分する。(水稲は芳養谷営農室・阪井正道が担当しました)

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