JA紀南広報誌

2003年5月号p09-01

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組合長・専務連載
「変わったね」と言われたい
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JA紀南
代表理事 専務 久保 英資

初年度は改革と基礎固め  

 「ありがとうございます。JA紀南○○支所でございます」。
 どこの支所に電話をかけても元気な応対の声が響いてくる。
 合併して1カ月が過ぎ、訪れるお客様ともなじみ、自然と新生「JA紀南」が親しまれてきている。
    ×  ×  ×
 各支所の日常業務は今までと変わることはないのだが、職員の皆
んなは新しい統一システムの中で事業量が増え、慣れぬことにとまどいながらも、変化に対応すべく己を磨き、懸命にがんばってくれている。
 もちろん、新本所の各部署も、旧JAの業務・事務を調整し、統一し、改善し、改革し、平準化していく苦労も並大抵ではない。集合から一体化へと、懸命の努力に加えて、旧JAの本所職員は平成14年度の決算業務も担当しており、残業も日々深夜に及んでいる。
 こうした変化、改革の中で人は磨かれ、育ち、伸びてゆく。
 改革の今日、己から変わらなければ、取り残されてゆく……。
    ×  ×  ×
 組織活動も広域化対応がすすんでいる。総代選出も終わり、新しい青年部、生産販売委員会と作物別部会、女性会、地区運営委員会等々もスタートを切った。
 合併前の地区懇談会で「組織は
大きくなったら形骸化する」、合併して大きくなったら「地域の声が届くのか」といった不安の声が出された。
 日々の業務は、各支所の良さを生かした活動を継続しているが、「地域の声」という面は組織活動を強化・充実し続ける以外にない。
 「組織形骸症」にならぬよう、「大きくなったら、小さく固まろう」と組織運動の単位を、合併前の支所ごとを基準とし、地域の課題を話し合うことを「組合員の役割」と位置づけされた。
 「地域を守る」意識の中での問題検討は、各種部会や委員会、理事会に意志反映してもらうこととしている。
 それぞれの部会長やリーダーの方々には大変なご苦労をおかけすることになるが、お互いの組織強化のために一層のご協力をお願い申しあげている。
    ×  ×  ×
 いまJAに突き付けられている最大の課題は「改革」である。
 組織そして事業(特に経済事業)の改革であるが、まずは「意識の改革」である。意識が変わらねば、何が問題なのか、何をどうするのかが見えてこない。
 「変えなければ」「変わらなければ」という意識が高まり、己が変われば、目のつけどころが違ってくるし、行動にあらわれてくる。
 拙速に気をつけ、何をどのようにかをしかと見定めたい。
 そして、「変わったね」と言われたい。看板や制服だけではなしに。
    ×  ×  ×
 9JAの平成14年度の決算が確定し理事会で了承された。
 各JAとも、合併総会で承認された見込みより「内容をより充実」して新JAに継承していただいた。
 心から感謝申しあげ、3万人の組合員の共有財産として公明な管理運営につとめてまいります。

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