JA紀南広報誌

2003年5月号p02-01

主要な組合員組織を相次ぎ設立  

新生「JA紀南」発足から1カ月  

旧JA決算で新JA規模も確定

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4月に田辺市・西牟婁郡一円をエリアとした新生「JA紀南」が発足して1カ月が過ぎた。合併参加9JAは昨年12月14日の合併総会で平成14年度の見込決算数字を組合員に示し承認されていたが、合併後4月中旬までには各旧JAとも本決算を終え、新JAの組織や事業の規模が確定した。


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1日に初理事会・監事会

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 4月1日、新JAでは辞令交付式と第1回の理事会・監事会を開催し合併協議段階の理事予定者会議と設立委員会の決定事項を承認した。また、常勤役員と室部長による経営会議、10部の部課長会議、7カ所の地区センター長会議、田辺・富田川・大辺路の各ブロック会議などを随時開いて、新JAの事業・活動は各種調整を進めながら軌道に乗り始めている。
 また、合併前の新JA生産販売委員会と作物別部会の設立に続き、4月以降には主要なJA組織である青年部が16日に発足、地区運営委員会連絡協議会も30日に設置した。5月7日にはJA女性会の設立総会を開催する。また関係市町村の首長らを招いた合併記念式典も5月10日に開催する。

規模は県内トップクラス

 各旧JAの平成14年度本決算などでまとまった新しいJA紀南の組織・事業概要は、組合員数2万9233人(正組合員1万4593人、准組合員1万4640人)、役員は理事46人、監事12人、職員は636人(嘱託含む)となった。
 事業面では、貯金高2284億円、貸出高556億円、長期共済保有高7899億円、販売品販売高77億円、加工品販売高45億円、購買品供給高140億円(このうちAコープ79億円)でいずれも県内11JAの中で第1位もしくはトップクラス。また出資金は36億円、自己資本比率は14・9%となっている。

果樹で4万5千㌧産地に

 JA紀南管内の平成14年産の農産物生産は、新JAが「果樹を基幹とした日本一の産地づくり」を基本方針に掲げるだけに、かんきつ類と落葉果樹を合わせた果樹類が生産量4万5721㌧(面積2805㌶)と管内農産物の大半を占めている。
 管内農産物の各品目の生産量(栽培面積)は、かんきつ類は、極早生・早生などの温州ミカンが1万5499㌧(780㌶)、晩柑類が3262㌧(193㌶)。落葉果樹では、「南高」が全体の8割を占める梅が2万6054㌧(1767㌶)、「大石早生」、ソルダムなどのスモモが831㌧(61㌶)となっている。
 また野菜類は合計1687㌧(94㌶)の生産があり、その内訳はレタス551㌧(27㌶)、シソ86㌧(9㌶)、ナス80㌧(2㌶)、キュウリ80㌧(0・4㌶)など。カスミソウなどの花きは出荷量で1842万本(43㌶)、シキミなどの花木が30万本(63㌶)。水稲は4225㌧(868㌶)の生産規模となった。

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