JA紀南広報誌

2003年12月号p22-02

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鳥獣被害や生態学ぶ
28人が奈良県へ視察 長野みかん部会


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 【三栖谷営農室】農産物の鳥獣害対策を学ぼうと、長野みかん部会(瀧本智士部会長)は11月20日、28人が奈良県の県果樹振興センターを視察。鳥獣害対策の展示圃場を見学するとともに、鳥獣の生態や習性について説明を受けた。
 鳥獣害を研究している植物保護・鳥獣害対策チームの井上総括研究員は鳥獣の生態や対策の考え方について「野菜の残りやミカンクズは、人間は簡単に捨ててしまうが、サルにとってはご馳走だ。簡単に山へ捨ててはいけない」と解説。
 また、「人間が怖いということを鳥獣に認識させ、村の中でエサを食わさないことから始めよう」と述べ、対策は個人で施すのではなく、地域あげて取り組むことの必要性を訴えた。
 その後、同センター内の鳥獣対策展示圃場を見学。井上氏から圃場の改善方法、柵の設置、安価で容易に手に入る資材を使った柵や果樹の低樹高ネット栽培などの説明があった。
 今回の視察で、鳥獣害の対策には農家ができること、女性や高齢者もできることがあると実感した。今後長野でも被害のある農家と相談しながら対策を練っていきたいと思った。(三栖谷営農室・原大輔)

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