JA紀南広報誌

2003年12月号p20-04

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完着・木熟販売で打ち合わせミカン生産者らが市場を訪問

 JA紀南では11月17日から19日にかけて、今年産の完着・木熟ミカンの販売対策の打ち合わせのため、田辺地区の生産者代表と役職員、県農担当者ら13人が東京に飛び、京浜、北陸、東北の各市場を訪問した。
 初日、東京・大森東急インで開いた京浜市場との会議には、市場から東一、東京シティー、東京荏原、東京淀橋、東京多摩、横浜丸中、金港、全農首都圏センターの8社が出席。
 JA紀南から今年度の生産概況を説明し、意見交換会では、今年の出荷計画量1100㌧(前年比3割増)を市場に要請。市場からは「今年のミカンは全国的に糖度が低く販売は非常に厳しい状況になりそうで、さらに腐敗果の発生が多いため産地段階で傷んだ実を抜いてほしい」との要望を受けた。
 反面、高糖度のミカンについては今後も十分販売が可能とのことで、「糖酸度センサー選果機を十分活用し消費地においしいミカンを送ってほしい」との話があった。
 また、従来の『完熟ミカン』の呼び名が今年から『木熟ミカン』に変更となることについても市場に報告しその対応をお願いした。
 東北市場には、昨今のミカン情勢の中、紀南においても、ここ3年間低価格傾向で農業経営が難しいことや、年々ミカンの栽培面積が減っていることへの産地の危機感があることから、是非とも産地と一体になって有利販売につながるよう要望を行った。
 市場からは無登録農薬問題に関する質問があり、JA紀南の栽培履歴記帳や残留農薬自主検査の安全・安心システムにより万全体制を整えていることを報告した。
 また、ミカンの状況の厳しさは変わらないが、市場担当者はおいしいミカンを送っていただきたいとの話があり、「産地としても内容を高める努力を常に行っていただきたい」との要望を受けて会議を閉じた。(販売課・前地成二)

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